デザインはどこから始まるのか
デザイナーには強制できませんが、案件が発生してから考え始めるのでは遅すぎます。
日常的にデザインを意識し、そういうメンタリティを身につけた人が強いのです。
どんな仕事でも高いレベルに達すると、自然とそうなっていくものです。
ただし、これは休日も仕事をするということとは、まったく異なります。
デザインは待つ仕事
クリエイティブな仕事は、よく釣りに例えられます。
魚が来てから糸を垂らしても、もちろん遅いのです。
銛を持って激しく魚を追いかけるのではなく、糸を垂らしてじっと待つ。
ハードワークというより、日常的に糸を垂らし続ける習慣。
常にアイデアが訪れるのを待ち、それが案件と重なったときに、さっと竿を上げる。
案件と合わないアイデアは解放する。
だからこそ、いつでも竿を手に持ち、糸を垂らしておく必要があるのです。