teamLabはプログラマ・エンジニア、デザイナーなどから成るデジタルメディアでの表現を特徴とする会社です。“ウルトラテクノロジスト集団”として美術空間での展示から、システムインテグレートまでデジタル領域を幅広く手がけています。
個人的にはこういった展示を見ると、テクノロジーそのものの新規性とアートにおけるそれは同一ではないという当たり前の事実を考えさせられます。アート×デザイン、アート×テクノロジー…そこにおけるアートとは、デザインとは、テクノロジーとは何か。「アーティスティックなデザイン」が単なるデザインでしかないのと同様、それらは単一のジャンルに収まるのではないか、というのが私の感想です。
いささか粗っぽく感じましたが、ある種のエンターティメント性のある表現の中に鑑賞者が参加でき、SNSでの拡散も充分に見込めるので、広告的な質の高いものだと思います。
夢と現実、壁とフレームの境目を曖昧にすること。胡蝶の夢を彷彿とさせますね。