ホスピタル・アートとは何だろう

ホスピタル・アートとは何だろう。僕は今いち理解できないままでいる。

昨年、婦人科クリニックの開院時に、小栗 直人さんに描いてもらったイラストレーションが院長に大変気に入られたので、クリニックの一周年に小栗さんのお力添えをいただき、キャンバス地にプリントして贈呈させていただいた。

きっかけは日本を代表するようなアートディレクターが「いいイラストだな」と褒めてくれたことで話が弾み、これはホスピタル・アートとして機能するのではないか?と思ったことだ。

実験的実践の試みとして、アートかは分からないが、小栗さんの力量により、苦しい立場にいる誰かの喜びや希望、ささやかな慰めとなりうるホスピタル・イラストレーションとなった。