Cybathlon(サイバスロン):テクノロジーを競う障害者スポーツ

最先端のロボット工学や生物機械工学技術により能力を拡張された障害者アスリートのための国際競技大会が開かれるそうです。サイバスロンという名前で、第一回大会が来月10月にスイスで開催されます。競技はパワード義足、パワード義手、パワード車いす、筋電気刺激バイクなど6種目。日本からは3チームが4種目に出場します。

株式会社メルティンMMI 電気通信大学発ベンチャー
和歌山大学サイバスロンプロジェクトRT-Mover パワード車いす部門に出場する、教授と学部生によるチーム
株式会社Xiborg サイバスロン大会への出場をマイルストーンに、ロボット義足を商品化して世の中に売り出すことを目指す

日本財団が主催するソーシャルイノベーションフォーラム2016において、日本から出場する上記3チームの代表の話を聞きました。

動画でみるプロトタイプの義手や義足、そのコンセプトの解説は、エンジニアさんの創意が見て取れて、どれも感心させられました。商品化には、日本においては法整備などの課題がまだまだあるとのことですが、ワクワクするような未来の可能性と全く新しいことに挑戦しようとする情熱を感じ、刺激を受けることができました。