「メディアと医療をつなぐ会」が主催するメディア制作者と医療者がつながる座談会(於 東京大学 伊藤国際学術研究センター)に参加してきました。在宅医療と地域包括ケアの関わりや、メディアが在宅医療をどのように伝えてきたのかを伺うことができました。
医療法人社団悠翔会理事長で医師である佐々木 淳氏は、在宅医療・介護において患者が人とつながる重要性と、社会全体が老いや障害、医療に対する考えを改める必要性を述べておられました。一般社団法人日本放送作家協会理事長さらだ たまこ氏のお話は、メディアに携わる人々が、医療をテーマとしてどう扱うかという実際のお話と、その可能性を伺いました。
在米の医師、訪問看護に携わる看護師、医療情報を伝えるメディアの方々…懇親会において、集まっている方々のバックグラウンドを聞くだけでも、とても楽しく興味深いものでした。全員がより良い医療と患者さんのための環境を実現するためにどうすればよいのか熱心に語っていたのが印象的です。現場の方々はみな必死です。必然的に超高齢化社会を迎える日本において、在宅医療の質を改善することの重要性を再認識し、デザインはそういったものにどのように貢献できるのか(現在のデザイン業界は貢献可能なのか?)考えさせられました。
icon-angle-double-right メディアと医療をつなぐ会