筑波大学に行き、ヘルスサービス開発研究センターの開所式に出席いたしました。弊社はヴィジュアルアイデンティティの構成とロゴ設計など含め、デザイン・情報設計という観点からサポートさせていただいております。
ヘルスサービス開発研究センターは、外部資金により運営される国際産学連携本部の開発研究センターとして、医療から介護・福祉を一連のサービスとしてとらえ、実証データに基づく研究成果を通じて,生活と調和した質の高いサービス提供の実現を促進することを目的としたセンターです。(筑波大学HPより)
生活と調和した医療のために
ロゴは、センター長である田宮教授(筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野)が掲げるビジョンである「生活と調和した医療」の概念をベースとしつつ、新しいことの始まりや希望、創出のイメージとしての朝日を表現しています。また子供から高齢者まで、病院から在宅まで、診療から介護まで、医療から社会までを広く包含するイメージです。
田宮教授から「生活と調和した医療」という理念を伝えていただいたことが強く印象に残り、このロゴが生まれる端緒となりました。教授が語られる未来を見据えたビジョンと、より良い社会を実現するための行動力には、デザインと医療に携わる私個人においても刺激を受け学ばせていただくことがたくさんあります。
ロゴには、携わる方々の人柄や様々な「想い」が込められています。デザインとは理念を形にして、人々の「想い」を整える器です。教授のお人柄や理念を反映し、医療と社会の架け橋になる開かれたセンターになると考えています。
センターを設置する総合研究棟D205号室に看板を上掲。左:永田学長,右:田宮センター長(筑波大学HPより)