明けましておめでとうございます。 昨年は様々なご縁をいただき新しい挑戦を行うことができました。 患者さんと病院、医師と製薬企業、研究者と研究者。医療分野のコミュニケーションに携わりつつ、今年も、その芽を大きく育むことこそ仕事と考えております。 年末は新潟に行き、現代美…
法人化して2周年です。 ふと気づけば、ピージーは多くの方に支えられて、2周年です。 独立してから7、8年ほど経ちますが、素晴らしく頭が良くても、クリエイターらしいセンスと技術がある人でも、事業として続かないケースというのをそこそこ見てきたと思います。 そうや…
ピージーは法人設立1周年を迎えました 株式会社ピージーは2016年7月を持ちまして創立1周年を迎えることができました。皆様のご支援あってこそと、深く感謝いたしております。今後も医療分野のデザイン+コンサルティング会社として更なる発展を目指すと共に、社会に広く貢献する企業を目指し…
デジタル以前のデザインから 大抵、興味を持った本は図書館でまず探すのですが、残念ながら見当たらず、古本で手頃な値段だったので購入しました。レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」を翻訳した文化人類学者である川田順造氏のエッセイです。レヴィ=ストロースの本は難渋ですが、西洋的…
最初の打ち合わせをしている最中に、もうアイディアは出ています デキる人は仕事が早いーこれはデザインにおいても例外ではありません。 一流のデザイナーはほぼ全て「自分は仕事が無茶苦茶早い」と考えています。また「最初の打ち合わせをしている最中に、もうアイディアは出ている」と言う話を聞いたことがある方もい…
医療分野のメディカルデザインディレクター(後編) icon-link医療分野のメディカルデザインディレクター(前編)より 医療分野におけるディレクターに求められる能力は、独自性の高いものです。 私は医療系広告代理店でアートディレクターとして勤務した経験と、老舗大手のエディトリアルデザイ…
明けましておめでとうございます 旧年中は心ある方々に支えられ、また未来において大きな糧となるであろう幸福な出会いに恵まれた一年でした。既知となったすべての方に深謝すると共に、本年も昨年同様、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。また多くの方にとって幸があり、実りあ…
医療分野のメディカルデザインディレクター(前編) 私は自身の肩書きを「医療分野におけるデザインディレクター」としております。少し珍しい肩書で、その概念を明確に定義した方はいません。デザインディレクターという概念について、私が考えていることを話したいと思います。 業界におけるグラフィックデ…
「デザインで商品を選んだりしない」 医療という業界柄というわけでもないのですが、「製品やサービスをデザインで選んだりしないよ」とおっしゃる方がいます。私も大いに賛成です。メディカル分野において、広告やタレントが素敵だったから製品を選んだと言われては、それを使われる患者さんもド…
「普通のデザインでいいです」 メディカル分野に限らず、お客様の中には「普通でいいから、好きにやってほしい」と頼んでくる方がいらっしゃいます。世の中の多くの人は「ものすごいデザイン」を期待しているわけではなく、「普通でいい」と考えているのだと思います。無論、病院やクリニッ…
自分のことは自分がよく知っている デザイナーの能力には、お客様と一緒に答えを探すコミュニケーション能力が含まれます。しかし、「そんなことは自分でできる」「それより早く効く広告やアイディアを」とおっしゃる方もいらっしゃいます。予算や締め切りなど与えられた条件もありますが、効く…
なぜデザインは必要なんでしょう? 近年、様々な形でデザインが、広く一般に流布する概念として捉え直され、海を超えたベンチャー企業から日本の大企業までデザイン思考なるものを導入し、イノベーションの種を模索しております。デザインは企業を内部から改革し、作業プロセスを根本から見直す…