書籍装丁『ホノルル ペストの火』 私の原義としてのグラフィックデザイナーを思い出させてくれる生活の医療社さんの書籍装丁のお仕事です。 友人知人のためのデザインというのは浪漫もありますが、なかなか難しいものではないでしょうか。 アラフィフデザイナーが最もこだわるべき印刷や紙…
マルタン・マルジェラに私が見たこと 10年以上前に妻が買ってくれたマルタン・マルジェラの財布がある。 私の無精もあり、人にいやな顔をされたこともあるほどボロボロである。 そもそもハイファッションに詳しいわけでもないし、情熱を注いでもいない。 自分でメゾンをやっていたマルジェラ…
医療情報のデザインは何が違うのか 医療情報に関わる業界にはこの十年ほどで、ディオバン問題、WELQ問題、人生会議のポスター問題と医療情報の危うさ、それに対する信頼を揺るがすような事件がそれなりな頻度で起きている。 また子宮頸がんワクチンに対する誤った情報流布が、ワクチン接種…
【Design Direction】のへクリニック 在宅療養支援診療所のへクリニックのロゴやウェブサイトなどデザインディレクションに携わらせていただきました。 明るく、気持ちのよい先生で、こちらのご質問にも丁寧にお答えいただき、充実した仕事でした。 「住み慣れたわが家で過ごしたい、家族と一緒…
医療クリエイティブと、デザイン業界のナイーブな価値観 欧文組版のコンサルトを依頼した著名なタイポグラファーが、クライアントのウェブサイトを見て(私が作ったのではない)けちょんけちょんに言っていた。 私は、「あんなデザインありえない」といってヘラヘラしながら大した社会的意義もない仕事をして、自分…
書籍装丁『いずれくる死にそなえない』 生活の医療社さんの新刊の装丁デザインいたしました。 たまにやってくる伝統的なデザイナーの仕事ですね。 書籍が書籍であるというマチエールがたまらなく好きという方は、編集者の情念がこもっておりますので、ぜひお手にとっていただきたく存じます。 内…
ロゴデザインについて ロゴを作る時は、名は体を表すとか、逆に体は名を表すとか、ずっと考え続けています。 ロゴは、「名」と「体」の隙間にあります。 言葉で表現されるものと言葉ならざるもの、目に見える形と見えない形の間。 個人の感性に従ってゼロから創るのではなく、今…
書籍装丁『健康禍』 書籍装丁しました。 帯はトレーシングペーパーに蛍光色だから、実物が綺麗ですので、ぜひ手にとってご覧ください。 『健康禍 人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』 | ペトル・シュクラバーネク | 大脇幸志郎 訳 【生活の医療社 直販サイト】…
地域医療ジャーナルにて連載|情報の見え方を考えて自分で作る!インフォグラフィックのコツ ウェブマガジン『地域医療ジャーナル』にて連載しております。 大雑把に「インフォグラフィックの作り方」としておりますが、情報を視覚的に処理することを架空のケーススタディを中心に、物語風にお伝えします。 我々は、デザインをはじめとして美術的なも…
本当に必要なことは何だろう 多くの方は事業を始めようとしたら何が必要だと考えるでしょうか。 ロゴが必要。名刺が必要。パンフレットが必要。ウェブサイトが必要。 他の事業が持っていると、自分にとっても必要だと思うかもしれません。 しかし、本当に必要なのでしょうか。 ロゴが…
お家でScratch|子供のためのプログラミング教育 家にいつも子供がいて、仕事でテレワークしている最中に鼻クソほじりながら「ねーニンテンドースイッチやっていい?」とか言われてムカッとした経験を持つ皆様、ご一緒にScratchを学んでいただくのはいかがでしょうか。 【Scratch ̵…
謹賀新年|Pg Design+Consulting 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年もより良いコミュニケーションを社会に近づけるため、ネズミのように小さくともしたたかにしぶとく活動してまいります。 ご支援ご指導の程、宜しくお…