医療クリエイティブと、デザイン業界のナイーブな価値観 欧文組版のコンサルトを依頼した著名なタイポグラファーが、クライアントのウェブサイトを見て(私が作ったのではない)けちょんけちょんに言っていた。 私は、「あんなデザインありえない」といってヘラヘラしながら大した社会的意義もない仕事をして、自分…
書籍装丁『いずれくる死にそなえない』 生活の医療社さんの新刊の装丁デザインいたしました。 たまにやってくる伝統的なデザイナーの仕事ですね。 書籍が書籍であるというマチエールがたまらなく好きという方は、編集者の情念がこもっておりますので、ぜひお手にとっていただきたく存じます。 内…
ロゴデザインについて ロゴを作る時は、名は体を表すとか、逆に体は名を表すとか、ずっと考え続けています。 ロゴは、「名」と「体」の隙間にあります。 言葉で表現されるものと言葉ならざるもの、目に見える形と見えない形の間。 個人の感性に従ってゼロから創るのではなく、今…
書籍装丁『健康禍』 書籍装丁しました。 帯はトレーシングペーパーに蛍光色だから、実物が綺麗ですので、ぜひ手にとってご覧ください。 『健康禍 人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』 | ペトル・シュクラバーネク | 大脇幸志郎 訳 【生活の医療社 直販サイト】…
地域医療ジャーナルにて連載|情報の見え方を考えて自分で作る!インフォグラフィックのコツ ウェブマガジン『地域医療ジャーナル』にて連載しております。 大雑把に「インフォグラフィックの作り方」としておりますが、情報を視覚的に処理することを架空のケーススタディを中心に、物語風にお伝えします。 我々は、デザインをはじめとして美術的なも…
本当に必要なことは何だろう 多くの方は事業を始めようとしたら何が必要だと考えるでしょうか。 ロゴが必要。名刺が必要。パンフレットが必要。ウェブサイトが必要。 他の事業が持っていると、自分にとっても必要だと思うかもしれません。 しかし、本当に必要なのでしょうか。 ロゴが…
お家でScratch|子供のためのプログラミング教育 家にいつも子供がいて、仕事でテレワークしている最中に鼻クソほじりながら「ねーニンテンドースイッチやっていい?」とか言われてムカッとした経験を持つ皆様、ご一緒にScratchを学んでいただくのはいかがでしょうか。 【Scratch ̵…
謹賀新年|Pg Design+Consulting 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年もより良いコミュニケーションを社会に近づけるため、ネズミのように小さくともしたたかにしぶとく活動してまいります。 ご支援ご指導の程、宜しくお…
【イベント終了後の所感】表現としての医療・健康情報 ー 情報をデザインし発信するということ 登壇させていただいたトークイベント「表現としての医療・健康情報」(2019/9/22@神保町ブックセンター)無事終わりました。 満席のうえ、お足元の悪い中、お越しいただいた皆さんありがとうございました。 また、地域医療ジャーナルさんに寄稿さ…
イメージ・記号とデザイン たまに焼肉を食べたいって思うじゃないですか。 私は定期的にあります。美味しそうだなよなあって。 でも、いざ食べてみると、頭の中で空想してた焼肉の方がもっと美味しかったような気がします。 イメージって事実に先行すると思うんですね。 …
スタンプのデザイン 2019年に上野の東京国立博物館で開催されたイベント「博物館でお花見を」の桜スタンプラリー用に、所蔵作品をモチーフにしたエンボススタンプ(と台紙)のデザインです。 あと可愛い缶バッジとか。 たまにやらせていただく医療以外の仕事です。 常設展…