「枯れた技術の水平思考」とは何かを読みました 「枯れた技術の水平思考」とは、任天堂でゲーム&ウォッチやゲームボーイの開発に携わった横井軍平さんの言葉です。先日発表されたNintendo SwitchのNintendo Laboをみて、この言葉を強く思い出しました。 &nbs…
明けましておめでとうございます。 昨年は様々なご縁をいただき新しい挑戦を行うことができました。 患者さんと病院、医師と製薬企業、研究者と研究者。医療分野のコミュニケーションに携わりつつ、今年も、その芽を大きく育むことこそ仕事と考えております。 年末は新潟に行き、現代美…
広告医学プロジェクトについて話を伺いました かなり以前から、「広告医学」というプロジェクトがあることを知っておりましたが、東京デザインプレックス研究所主催の「医学×クリエイティブ〜医学の世界はクリエイティブを求めている〜」というイベントがあったので、この機会にと思い、足を運ばせてい…
医学書の装丁デザイン 装丁デザインを担当させていただいた書籍の刷り上がりが届きました。コストとクオリティの両面から出版社様に尽力していただき、綺麗に仕上げていただきました。 書籍を手に取った方が、医学を学ぶ厳しさの中にも、あたたかい気持ちを抱いていただけると…
良いデザインとは何か 誰か良いデザイナーいませんか—これだけインターネットが発達し、マッチングサービスも氾濫する現在においてもそういった言葉は聞かれます。端的に言って、良いデザインとは何か。デザイナーを測る物差しとは何か。 距離感の演出 道具が適切に使われる…
魅せる、伝える、伝わる工夫 たまに、海外の研究者が発表する研究会やシンポジウムに参加させていただきます。日本の研究者が英語で作成したスライドと、欧米人が英語で作成したものを見比べて思ったのは、やはり欧米の方は欧文書体の使い方がこなれているということです。見ていて楽し…
デザイン・プロセスの可視化とその思考法について クローズドなミーティングにおいて、ゲストスピーカーとしてデザインについてお話させていただきました。力不足も感じましたが、多くの方のデザインに対する関心の高さ、熱量に新鮮な刺激をもらいました。新しい事業や仕事においてヒントとなれば幸いです。…
『オウンドメディアのつくりかた』読了 そもそも「オウンドメディアとは何か」というところから始まり、企業として自分達のメディアをどのように運営していくべきかを指南してくれる本です。 「発信する人たちと受け手をつなぐのがメディア」であるとして、その考え方から具体的なノウハウや経験…
杉本博司氏が手がける「小田原文化財団 江之浦測候所」に行きました 現代美術家の杉本博司さんが手掛ける江之浦測候所に行きました。 日本を中心に美術史を引用して作り上げた観念の庭とでも言うべき空間です。曇り空に小雨が降り続く一日でしたが、むしろよかったのではないかと思います。 西洋と東洋 私は芸術の専門…
「賢く生きるより、辛抱強いバカになれ」を読みました 面白いタイトルですね。 iPS細胞を開発しノーベル賞を受賞した山中伸弥教授と、京セラやKDDIを創業し、日本航空の再建などに携わった稲盛和夫氏の対談本です。お二人のご縁は、稲盛氏が創設した京都賞(ノーベル賞の前哨戦とも言われる)を山中伸…
今のJAGDAは慇懃無礼という表現が相応しい 私は、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の正会員である。会員約3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体である。3,000名なんて大して多くないとも思うのだが、そもそもデザイナーなんてそんなにいないのか最大級らしい。 実は…
命に関わる損をさせても「表現の自由」なのかという記事 icon-angle-double-right 命に関わる損をさせても「表現の自由」なのか 健康本を巡る出版関係者の思い【BuzzFeed News】(2017/09/12) これ難しい問題ですね。私も医療関係の出版…